
鏡面仕上げや、ワックスを厚く乗せてピカピカにした写真。
ピントを外して補修跡が分からない写真。
SNSには、そういった投稿もたくさんあります。
JOURNEYでは、最近あえて一眼ではなく、スマホで撮影しています。
理由はシンプルで、実物に近い状態をそのまま見てほしいから。
つま先のキズ補修では、必ずヤスリがけを行います。
ただ、削りすぎて革が不自然にツルツルになっている事例も少なくありません。
一瞬は綺麗に見えても、革としての表情は失われてしまう。
JOURNEYが大切にしているのは、
・質感に違和感が出ないこと
・直したことが主張しすぎないこと
・履いたときに「元からこうだった」と感じられること
そのために、必要以上に削らず、革の起伏や奥行きを残したまま仕上げています。
また、深い傷で革の表情が消えてしまう場合も、技術を駆使して再現を行っております。
とはいえ、その違いは正直、伝わらなくてもいい。
お客様が「綺麗になった!」
そう感じてくれれば、それで十分です。
見えない部分まで突き詰めるのは、ただの職人のエゴ。
でも、そのエゴがあるからこそ、安心して履ける一足になると思っています。
真剣にキズ補修に取り組んでいる当店だからこその意識です。
郵送・ご来店共にお待ちしております。






