
革靴のつま先とかかとが傷みやすい理由
革靴のなかでも特に傷みが集中しやすいのが、つま先とかかとです。
つま先は歩行のたびに地面と擦れ、塗装が削れやすい部位。
かかとはラバーの底材が摩耗する際に色が革に移ってしまうことがあります。
今回のLANVINのドレスシューズも、つま先に擦れ傷が入り、かかと周辺に色移りが見られる状態でのご依頼でした。
素材自体の傷みは深くなかったため、再塗装で十分に対応できると判断しました。
ブラウンベースに黒のグラデーション。色の流れを意識した仕上げ
まず全体をベースのブラウンで整えたあと、つま先に向けて黒を重ねてグラデーションに仕上げました。
単色で塗りつぶすのではなく、色の濃淡を自然に馴染ませることで、もともとの靴の雰囲気を損なわない仕上がりになります。
革靴の再塗装は色の選び方と重ね方で印象が大きく変わるため、元の色味をよく観察しながら調色するのがこだわりのポイントです。
色褪せや擦れが気になり始めたら、深刻になる前にご相談いただくのがおすすめです。
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