
今回は ストレートチップのキズ補修 のご紹介です。
革靴のキズは正直ある程度は「味」になると思っています。
履きジワや細かなスレは、その人の歩き方や時間が刻まれたもの。
ただし、仕事用のストレートチップは別。
ストレートチップは
・ビジネス
・冠婚葬祭
・フォーマル
といった、「きちんとして見えること」が前提の靴 です。
つま先のキズは、自分が思っている以上に目に入ります。
そして靴は、意外と「この人ちゃんとしてるな」という印象に直結する部分。
今回は、革の表情を潰さないよう下処理を行い、色味・艶感を調整しながらキズを補修しています。
削りすぎてツルツルにすることもせず、かといって誤魔化しただけの仕上げにもならないよう、あくまで 自然に、元からそうだったように を意識しています。
革靴は嗜好品でもありますが、仕事用の一足は「道具」。
道具が整っていると、
・身だしなみに自信が持てる
・人前に立つときの安心感が違う
・結果として信頼感につながる
そんな効果もあると思っています。
「これくらいなら我慢しようかな」
そう思ったキズこそ、一度ご相談ください。
靴の状態・革質を見たうえで、やるべきかどうかも含めて正直にお伝えします。




