
今回のお品物は、表面にマット加工が施されたレザー。
このタイプの革は、一般的なクリームやオイルでは傷が目立ったまま残りやすく、補修には高度な色調整と質感コントロールが必要になります。
表面には使用による擦り傷や線状のキズがあり、光の当たり方によってムラが目立つ状態でした。
革の質感を壊さず、マット感を維持したまま傷をなじませる補修を行います。
無理に艶を出したり、塗りつぶすことはせず、あくまで「自然に整える」ことを重視しています。
おそらく、この案件はほとんどのお店が断るかと。
とても難易度の高い案件でしたが、仕上がりには大変ご満足いただけました。
素材や仕上げによって、最適な補修方法は異なります。
状態を見ながら、こちらからもご提案いたしますので、気になる点はお気軽にご相談ください。
郵送でのご依頼も全国対応しております。お問い合わせはLINEからお気軽にどうぞ。



