パキラさん

目次

寒さは天敵



、、、、、





事件です。






当店の看板娘(?)のパキラさんの様子が変です。





年明け以降、寒さが厳しくなってから少しずつ異変がありました。





まさか、





『枯れてしまう、、、?』





8月の店舗の改装以降、共に頑張ってきてくれたパキラさん。





死なせるわけにはいかない。





パキラの変色についてネットで調べてみました。



考えられる原因は3つ

原因➀「水不足」

この点に関しては、問題はないかと思います。





「根腐れ」を避けるため、秋冬は8日~10日に1度ほどの頻度で水やりを行ってきました。





可能性があるとすれば、暖房器具による「葉の乾燥」です。





エアコンからは離れてはいますが、霧吹きなどでの水やりは行っていませんでした、、、





しかし、これも直接の問題ではなさそうです。


原因②「根腐れ」

先ほど「水不足」で触れた水のやりすぎで起こる問題ですね。




気温が低く、春夏に比べて土中の水分が無くならないため、同じペースで水やりをしていると「飽和状態」になってしまうケースもあるそう。




土の乾燥具合を確かめながら水をあげていたので、これも問題ではないようです。



原因③「日照不足」

「パキラは日光を好む」と調べていたので





当店の中でも比較的日差しが入る『窓際』に配置してあります。





南向きではないため、午前中はあまり日が当たりませんが、午後以降はしっかりと日光に照らされています。




、、、、、


本当の原因

さて、上にあげた中には直接の原因となるものはありませんでした。





しかし、そうでないのなら原因は何だったのか。






察しが良い方はもうお気づきかもしれません。






そう、すべての原因は『窓際』で管理していたことでした。



理由

なぜ、パキラを窓際に配置していたら葉っぱが色抜けしてしまったのか。





その理由は『気温の低下』によるものでした。






パキラはもともと熱帯地方の植物。






高温多湿な日本では育てやすい反面、5℃以下では生存が難しい植物とのことです。






夜は氷点下になり、日中でも5℃を下回っている日が多い長野県。






ただでさえ寒い環境の中、日が当たらない夜も『窓際』にいさせてしまっていたのです。






夜間の窓際は『外気温とほぼ同じ』と言われており、これでは外にさらしているのと同じこと。






夜は窓際から離し、室内の中心で管理することが良いそうです。





そんなこと、全く知りませんでした。





パキラさん、寒い思いをさせてごめんなさい、、、


自宅療養中

幸い、植物に詳しい友人にこの事実を教えて頂き、枯れてしまう前に対応ができました。




ネットの意見も参考になりますが、持つべきものは友ですね。





新しい芽が出てきていることや、幹も丈夫でしっかりとしています。






夜の気温の低下を防ぐため、現在は自宅に連れて帰ってきました。





日中は不在ですが、一番冷え込む朝晩はエアコンで温かくなりますからね。
(※葉の乾燥には気をつけます。)




今回のことで、観葉植物に関する勉強不足を痛感しました。





『植物も生き物』




生半可な気持ちで育ててはいけませんね。





他にも店舗で何種類かの観葉植物を育てているため、それぞれの特徴を理解して向き合わなければいけません。





温かくなったら、元気になったパキラさんを店に連れていけるようにします。





観葉植物初心者の方が、このような被害を避ける参考になれば幸いです。





それではまた。